近年、日本を訪れる中国人が増えている。日本で様々な体験をしたり、中国とのギャップに驚かされたりしているようだ。
中国メディアの快資訊は19日、「日本の街で見かける不思議なこと」について論じる記事を掲載し、どのような点が不思議と感じるのかを紹介している。

 記事は、日本を訪れた中国人は滞在中に非常に多くの「興味深い」景色や美食に出会うとする一方、中国人にとって最も不思議なのは「帽子をかぶり、大きなランドセルを背負った子どもたちが自分たちだけで歩いて通学する姿」だと指摘した。なかには中国であれば「抱っこ」されて移動するのが普通くらいの小さな子どもでも、日本では「自分の足で歩き、通園、通学している」と驚きを示した。

 続けて、ランドセルを背負った子どもの姿が中国人に理解できない理由として、「子どもたちの周りに保護者や教師の姿がない」ことを挙げた。日本では当たり前の姿だが、小学校に上がったばかりの子どもだけで登下校している姿は中国人から見たら非常に不思議な光景に映るようだ。

 記事は、日本は非常に治安が良いことや車の運転手が交通ルールを守るゆえ、「親は子供を送り迎えする必要がないのだ」と分析。一方の中国では誘拐の心配があるだろう、中学生であっても親が学校の送り迎えを行うのが普通だ。それゆえ、通学の時間帯は学校周辺が電動バイクや車で凄まじい渋滞となる。日本人がその光景を見たら、過保護すぎると感じることだろう。

 国や地域が異なれば習慣にも違いが生じてくるものだ。中国を訪れる機会があれば、そういった目線で街を観察してみるのもおもしろい発見があるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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