中国メディアの快資訊はこのほど、中国の農業では機械化すら遅れているというのに、日本では自律多機能型ロボットまで開発されていると伝え、中国も最新技術を農業に取り入れていく必要性を訴えた。
記事はまず、日本の企業が大学や農家と共同で研究開発している自律多機能型農業ロボットについて紹介している。この4つのタイヤがついた車形のロボットは、自律稼動、自動追従、監視防除、情報計測、通信機能などの基本機能を備えていて、脱着式のアタッチメントを追加することにより、運搬、作業管理、除草などの機能を追加することが可能となっている。
このロボットには作業中に取得したデータをサーバに蓄積することによって、栽培ノウハウを分析することや、収穫予測を行うことができ、より効率的な農業を行うことができるという。
日本では農業従事者の高齢化が深刻な問題となっているゆえ、農業ロボットの開発に大きな期待が寄せられている。日本と同様に高齢化が進んでいる中国でも今後は農業従事者の高齢化が問題となってくることだろう。だが、現状は人手や家畜を使った農業が行われているのが現状だ。今後、農業用ロボットは大きな市場が開けてくることが予想されるだけに、開発競争も加速していくことだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
無駄がない日本の物流はすごい・・・だから日本には秩序があるのだ=中国メディア
心が痛む! 日本人は「日本で買い物に夢中になる中国人を冷ややかに見ている」らしい=中国
日本はどうやって根絶したのか・・・中国では毎年多くが狂犬病で死亡しているのに=中国メディア
親が子どもに「道徳的な振舞い」を教える日本の教育、中国人にとって学ぶ価値=中国メディア
日本人はなぜ中国人と違って「整然と列に並ぶことができるのか」=中国メディア