中国メディアの快資訊は28日、日本と中国は共に宇宙開発において高い技術力を持つ国だと指摘する一方、日中のロケットに関する技術力を比較すると「現時点では日本の方が中国より高い技術を持つのは間違いない」と論じる記事を掲載した。
記事はまず、1970年代頃であれば「中国のロケットは日本より優れていた」と指摘しつつ、当時の日本は中国より早くに人工衛星の打ち上げに成功していたが、その人工衛星の重量は中国が打ち上げた人工衛星より軽かったと主張。これは当時の中国のロケットは日本のロケットより積載可能重量が上だったことを意味し、技術力では中国のロケットの方が上回っていたことを意味すると主張した。
続けて、日本はその後、米国から技術を導入したことで中国の技術力を上回ったと指摘。中国も長征5号といった優れたロケットの開発に成功したが、ロケットに使用される材料や機械といった点ではまだ日本に敵わないのが現状であるとした。
記事が指摘しているとおり、日本のロケット技術は非常に高い。たとえば、H2Aロケットは世界的に見てもトップレベルの打ち上げロケットであり、打ち上げの成功率も世界トップの水準だ。しかし、中国ではロケット技術が長距離弾道ミサイルに転用することができるとして、日本のロケット技術について警戒の声も存在する。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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