アジア大会が終わり、メダル獲得ランキングで日本は2位につけているのに対してインドは8位となった。
そのうえで、インドについては「政治の腐敗、政治家やスポーツ当局官僚の能力不足が、スポーツの発展を妨げているとの分析がある」と紹介。2012年に国際五輪委員会(IOC)がインド五輪委員会に対して政府の役員選挙干渉を理由に資格停止処分を言い渡したことを例に挙げた。また、腐敗や失政に加え、スポーツ事業に対する資金投入が「非常に哀れ」な状況であると指摘し、インドにおける毎年の人口1人あたりのスポーツ事業投資額が英国の16分の1、米国の700分の1に留まっているとの統計を紹介した。
一方で日本については、「スポーツが急速に発展した大きな要因は、国を挙げた体制づくりがある」とし、政府がアスリート育成やスポーツ振興を目的に多額の予算を組んでいるとした。また、汚職や腐敗を避けるために、独立法人を設立して各スポーツ団体の経費配分を調整するなど、予算の使いみちを透明化する取り組みも進めていると説明している。
記事は、「日本とインドはともに経済は発展しているが、スポーツに対する重視ぶりは大きく異なる。資金投入、官僚体制、政策上のサポートなどで大きな差がある。カースト制や宗教を理由に挙げる人もいるが、インドのスポーツが発展しないのはやはり、政府が重視していない点が大きいのだ」と論じた。
近ごろ日本のアマチュアスポーツ界では組織内のさまざまなスキャンダルが明るみに出ている。問題が明るみに出ていない組織は健全だと信じたいが、どの競技においても組織や体制の見直しが必要な時期に差し掛かっているのかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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