中国メディア・東方網は15日、サムスンが折りたたみ式のスマホ画面を開発できた背景には、多くの日本の部品サプライヤーの存在があるとする記事を掲載した。

 記事は、「サムスンが折りたたみ可能なスマホを発表した。
このスマホに関してみんなが一番興味を持っているのは、どうやってスクリーンを折りたたんでも壊れない技術を実現したのかということだ。この点について、韓国メディアはすでにサプライチェーンについて分析している」と紹介した。

 そのうえで、サムスンと住友化学が提携して「贅沢」なタッチパネル用透明ポリイミドを生産し、何度曲げても目に見える変化が起こらないディスプレイを実現したと説明。同物質を柔軟なOLEDパネル上に貼り付けることで、デバイスを真ん中から曲げても剥がれが発生しないとし、数千回曲げても元のサイズや形状を維持することができると解説している。

 さらに、サムスンの折りたたみ可能なスマホでは別の日本のサプライヤーである日東電工が湾曲ディスプレイ用の偏光フィルムを生産し、有機ダイオードはGalaxy S9などで用いられているタイプのものを使用すると伝えた。

 記事は、「インフィニティ・フレックスと呼ばれるサムスンの折りたたみディスプレイは、見たところ多くの日本の技術が使われているようだ」と評した。一方で、伸縮継ぎ手については韓国企業のKHバテックの提供によるものだとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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