中国メディア・東方網は3日、中国の自動車市場で人気のあるSUV車で燃費性能が高い車種をピックアップしたところ、1車種を除いていずれも日本車になったとする記事を掲載した。

 記事はまず、中国の自動車ブランド・吉利が発売している小型SUVの遠景X1を紹介。
この車種は見た目も同じクラスの小型車と比べると前衛的で、通勤の足代わりに向くコンパクトさと、低価格が魅力であるとし、燃費はリッターあたり20キロ近くと、非常に優れていると紹介した。

 2つめ以降はすべて日系メーカーのSUV車だ。2つめはスズキのコンパクトSUVヴィターラ(エスクード)を挙げている。ニューモデルは外観もクールで、もちろん燃費も優れているとする一方、空間性と快適性については今一つだと評している。

 3つめはホンダのXR-Vだ。スポーティなデザインのコンパクトSUVである同車は、流行を随所に取り入れており若い人に非常に人気があると説明。燃費面でもリッター16.4キロと優等生であるとした。XR-Vはヴェゼルの海外版で、東風ホンダが発売している。記事はまた、広州ホンダが出しているヴェゼルの中国版・繽智についても4つめの低燃費SUV車として紹介した。

 そして、最後の5つめには、日産のキックスを挙げた。やはりコンパクトSUVのジャンルに入る同車の燃費はリッター17.9キロと良好で、中古車としての価値は高くないものの、燃費の良いSUVとしてやはり人気を集めていると伝えた。

 記事は「中国の自動車市場において、経済的で燃費のいい車となると、やはり日系車を選択しない訳にはいかなくなる」と評している。
(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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