東京・秋葉原は近年、外国人旅行客にとって人気の観光地となっている。さまざまな電化製品を購入できるだけでなく、アニメや漫画といったサブカルチャーの聖地としても注目を集めるようになっているためだ。
中国メディアの快資迅は2日、秋葉原を訪れた中国人の見解として、「秋葉原はやっぱりサブカルチャーの聖地だった」として紹介する記事を掲載した。

 記事は、中国ではアニメ(Anime)、漫画(Comic)、ゲーム(Game)、小説(Novel)といった日本の二次元の文化を「ACGN」と総称し、仮想空間の世界を趣味とする人々が増えていると紹介、彼らにとって聖地として知られる秋葉原に焦点を当てて紹介した。

 記事の中国人筆者は、日本滞在期間の3分の1を当て、まる3日間をかけて秋葉原を探索したというが「それでも秋葉原を十分に回りきることはできず、まだまだ遊び足りない気持ちだった」とし、中国人アニメファンにとって秋葉原はそれだけ「奥深く、魅力的な場所」であると指摘。立地的に地下鉄などの交通の便も良く初めての中国人にとっても、思う存分遊びやすい街であると強調した。

 さらに、近年は大勢の中国人が訪れるようになった秋葉原では、日本語が話せなくても十分に楽しめると紹介。大型家電量販店から小さな店舗に至るまで様々だが、「店内には中国語や英語の表記がされているほか、中国人スタッフがいたりするためだ」と紹介した。また、多くの中国人が支払いに使用する決済アプリも準備されているので心配無用だと説明し、新旧を含めて日本のあらゆる二次元の文化が存在する秋葉原は非常にディープであると同時に、「まるで秘密の花園」に飛び込んだような気持ちになる場所だと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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