記事は、「日本食や漫画、電化製品」などは日本の「名刺」であるかのように世界に知られていると指摘する一方、日本人の「親切で温かみがある気質」も先進国のなかで際立ったものであると指摘し、こうした気質は日本と諸外国の国際交流が進み、ますます顕著なものとして認知されていると主張した。
続けて、「日本人独特の気質とコミュニケーション方法」が日本の国際化を促進させつつ、独自の気質も保たせていると独自の分析を展開。たとえば、日本のサービス精神は、中国でも見られる接客の態度や概念とは異なると指摘し、個人や企業はいつでも規則を守り、また想定外の状況においても日本人は秩序を失わないと説明、それゆえにコンビニからデパートまで様々な場所で同じように質の高い対応を受けることができると紹介し、こうした環境が外国人に「日本は親切で温かみがある」と感じさせるのだと論じた。
また、日本人は日本人同士の間では互いに距離感を保っているが、外国人に対しては「親切に接し、道に迷っている旅行者に対しては言語が堪能でなくても助けになろうとする」とすると主張。他にも日本には「本音と建前」と言うように、状況によっては本心を隠すコミュニケーションもあるが、これも「不必要に事を荒立てたり、周囲を煩わさせない」という気質から来るものであると説明した。
これらは中国にはない日本独特のコミュニケーションと言えるが、記事はこうした気質が「海外からのゲストに好感を与え、同時に日本人らしさや文化を守ってきた要素なのではないか」と興味深い分析を伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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