東京の浅草や京都などの観光地に行くと、和服や浴衣を着た観光客をしばしば見かけるが、そのほとんどは日本人ではなく中国人をはじめとする外国人観光客だ。和服に対する外国人の興味関心は非常に高い。
中国メディア・東方網は11日、日本の大学で「和装デー」が実施され、中国人留学生も和装の情趣を感じ取ったとする記事を掲載した。

 記事は、このほど東京にある国学院大学渋谷キャンパスにて和装の伝統文化をPRする「和装デー」が行われ、世界各地の留学生が日本人学生とともに和装に身を包んだと紹介。同大学では毎年一部の留学生に下駄や浴衣をプレゼントしており、受け取った留学生はこれを来て日本語の授業を受けることができると伝えた。

 そして、「和装デー」に参加した中国人留学生が「日本の伝統衣装については知っていたが、実際に自分で浴衣を着る機会はなかった。今回学校のイベントで和服を着てみて、とても特別な感じがした。デザインもとても美くしい」と語るとともに、見た目はゆとりがありそうだが実際着てみると「結構束縛される感じがあり、ちょっと疲れる」と率直な感想を述べたことを紹介している。

 記事はまた、同大学では7月7日の七夕にちなんで浴衣や着物を着た教員と学生による七夕に関する特別授業や、江戸風鈴作りのデモンストレーションなど、日本の伝統行事や伝統文化に関連するイベントが行われたと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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