中国メディア・東方網は20日、マレーシアで行われている卓球の国際大会T2タイヤモンドにて「日本人選手たちが、身内の掘った落とし穴に次々嵌った」とする記事を掲載した。

 記事は、男女シングルスのトップ選手16人が出場する同大会の1回戦が19日に終了し、中国人選手9人が初戦を突破する一方で、大会前に優勝を勝ち取ると意気込んでいた日本勢は伊藤美誠選手、張本智和選手、水谷隼選手、丹羽孝希選手、平野美宇選手、石川佳純選手といった主力選手が相次いで初戦敗退を喫し、唯一加藤美優選手だけが1回戦を突破して準々決勝に進出したと報じた。


 なかでも、1回戦の目玉カードとして世界ランク6位の石川佳純選手と同4位の中国・朱雨玲選手との対戦を挙げ、朱選手が4-1と勝利して貫録を見せ、石川選手からの勝利数を13に伸ばしたと伝えている。

 記事はまた、今大会について試合時間が24分を超えた後のゲームは5点先取制になる「奇抜なルール」が設けられており、これはすべて日本の卓球界が仕込んだことだと説明。そのうえで「まさにこのルールにより、伊藤選手や張本選手など数人の日本選手が敗退したのである」とした。

 そして、中国のネット上では「ルールを変えていい成績を得ようという狙いはすべて徒労に終わる。実力こそが物を言うのだ」、「日本勢は身内が掘った落とし穴に見事に嵌ったな」「ルールをどう変えたって、ダメなものはダメ。中国卓球界は層が分厚い。
投機的な行動でうまくいくと思ってはいけない」、「基本的な技術面で劣る日本の選手は、5点取ればと思うと焦ってミスをする」といった感想や評価が見られると紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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