記事は、25日に発表された7月度のFIFAランキングで、対象期間の国際Aマッチでフィリピンに2-0と完勝し、タジキスタンにも1-0で勝利した中国は前月より順位を2つ上げて71位、アジアで8番手になったと紹介。
一方で、日本代表は先月の南米選手権で3戦無勝利という結果に終わりグループリーグで敗退したことが影響し、今回のランキングでは順位を一気に5つ落として33位に後退したと伝えた。また、南米選手権の中でもチリに0-4と完敗したことで「アジアサッカーの名誉に傷をつけた」と評している。
記事はさらに、現時点で日本と中国との間に31ランクの差があるものの、中国代表は複数の帰化選手が加入しており、その実力は短い期間で急速に高まると予測。今後10年以内に中国が日本代表に代わってアジアの第一人者に君臨するだろうとの大胆な見方を示している。
南米選手権について日本代表は来年の東京五輪に向けた若手世代のブラッシュアップという意味合いを明確に打ち出していた。もちろん勝利を目指して戦いに臨んだが、未勝利でも一定の成果は得たと言える。今回のFIFAランクダウンは止むを得ないものであり、同時にFIFAランクがあくまで一定基準から判断した1つの指標に過ぎないことが改めて浮き彫りになった。
記事の見方から言えば、中国代表は帰化選手に活路を見出し始めたようだが、いずれにしても「サッカーは個人の能力とチームの組織力の両方が必要なスポーツ」という認識が浸透しなければ、実力を劇的に高めることは難しいかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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