中国人の想像する東京とはどのような都市なのだろう。記事の中国人筆者は、東京千代田区を訪れる機会があったようで、写真を掲載しながら「閑静」だったと紹介。政治・経済・文化の中心地であるにもかかわらず、人がひしめいているわけでもなく、ショッピングセンターを別にすればかなり静かだったと伝えた。
また、大都市と言えば高層ビルというのも中国人ならではの発想だが、「高層ビルが立ち並んでいなかった」と紹介。上海や深センのイメージとはかけ離れているので「本当に経済力があるのか」と疑ってしまうほどだが、東京の域内総生産は上海の2倍もあると指摘。経済力は建物の高さには比例しないことに驚いた様子だ。
建築物に関しては、歴史ある貴重な建築物が多く残されていると紹介。さすが「日本の政治の中心地」だと感心している。国会議事堂や皇居、最高裁判所など歴史を感じる建築物は観光客にも人気だと伝えている。ほかにも、「緑化が重視」されていて広い公園が多いことや、大学や図書館なども多く「教育」にも力を入れていることも東京の魅力だと紹介。エリート教育に適しているので、旅行だけでなく住むのにも適した総合力のある都市であることを伝えた。
筆者は、東京が一般的な中国人のイメージよりもずっと魅力的だと伝えたかったようだが、多くの中国人は筆者以上に東京を高く評価しているようだ。
他にも、シンプルながら品のある政府関連施設の写真を掲載しているためか、「政府の施設は豪華であるべきではない」と感心している人もいた。実際中国の政府関連の建築物は、豪華で重厚感のある場合が多い。日本には歴史ある建築物が多く残されていることからも分かるように、耐久性が非常に高いのも特徴だ。東京という都市は、各方面で日本の首都にふさわしいと言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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