記事の中国人筆者には、数年前から親しくしている日本人の友人がいるそうだ。それぞれ、日本語を学ぶ中国人の大学生と、中国に留学している日本人による語学を学び合う交流で、言語もさることながら、他にも得るものが大きかったと振り返っている。
最初は、SNSで「3歳の子どものようなやりとり」で交流していたというが、一緒に食事をしたり、遊びに行ったりするなかで互いに言語を上達させ、同じく外国語を学ぶ学生としての刺激を受けたり、また日本人特有の親切や気遣いなどから多くを学んだと紹介している。この友人は、帰国する際にお土産をくれたり、筆者が日本に行った際にもプレゼントを用意しておいてくれたりして、中国人には無い気遣いを感じたそうだ。
また、その日本人の友人は、語学上達の秘訣について「失敗を恐れずにたくさん話すこと」だと教えてくれ、刺激を受けたとも振り返っている。「メンツ」を重視する傾向のある中国人は、言い間違いを恐れるためなかなか上達しないことがあるが、筆者は日本人の友人のアドバイスが後の成長に大きなプラスになったようだ。
筆者は結論として、外国人との交流は「相手の国を理解することにもつながる」とし、「こうした個人間の国境を越えた交流があれば、二国間の長期的な友好関係に必ずプラスになると信じている」と結んだ。これは、日中関係ばかりでなく、どこの国に関しても言えるだろう。外国人旅行者が現地の日本人との交流で日本への理解を深めたという話も多い。ますますグローバル化する日本では、外国人との積極的な交流はより大切になっていくと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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