記事の言う「リトルチャイナ」は日本のどこに出現してきたのだろうか。記事がまず紹介したのは「池袋」だ。中華料理店や中国雑貨、書店、旅行会社など、中国人が経営する店舗が多く並んでいると伝えた。
また、「埼玉県川口市」もリトルチャイナ化していると紹介。東京からほど近く、昭和50年代に建設されたマンモス団地「芝園団地」は、礼金も保証人も必要なく、国籍も問わず、独身でもファミリーでも誰でも入れるとあって、新華僑の多い土地柄だと紹介。特に、西川口駅周辺は不動産価格が安いため、中国人が集まって店を出しやすい背景もあると伝えた。
さらには、中国人に大人気の「早稲田大学」付近にも、自然と中国人留学生向けの店が増えていると記事は紹介。大学付近には中国人向けの語学学校や予備校もあるため、かなりの需要があるという。
記事は最後に、「大阪新今宮駅南口」も紹介。ここにあった大きな商店街は閉店する店が続出しシャッター街となるところだったが、中国人が店を開くことで街に活気が出てきた、と「地元の生活に密着した中国人の多い商店街」という「今どきのリトルチャイナ」の特徴を紹介している。
こうしてみると、昔からある中華街とは別に、中国人の多く集まる街が日本中にいくつか存在することがわかる。
【関連記事】
日本の自動車産業はなぜここまで発展することができたのか
漢字は分かるけど、単語の意味が分からない! 中国人が日本で感じる「めまい」
日本では車がなくても生活できる・・・車を買った中国人が後悔する理由
信じられない! 日本では高給の仕事でも人手不足らしい
毎年のようにノーベル賞を受賞する日本人、この勢いはいつまで続くのか