記事は、日本が中国人に人気の旅行先となっている理由として「位置的に近く、中国の南に位置する広東省からでも飛行機で4時間ほどあれば東京に着く」ことを挙げ、日本の豊富な観光資源に加え、世界にも認められるサービスの質の高さは、多くの中国人を非常に満足させていると伝えた。
しかし、中国人旅行客が日本滞在中に違和感を覚える点として「外見的に同じ特徴を持つアジア人同士であるにも関わらず、日本人が一目で中国人を見分けていること」を挙げ、日本人は一体どうやって中国人と日本人を見分けているのかと疑問を提起した。
続けて、日本人は「複数の要因から中国人を見分けている」と主張し、まず1つ目は中国人の「周囲に構わず、我が道を行く言動」であると主張。物静かで周囲に迷惑をかけないように気を使う日本人のなかで「中国人の騒がしさは一目瞭然のようだ」と論じた。
また、中国人は「服装や身なりにおいて細かい点を気にしない」とし、日本人と比較すると外見や行動に「中国人としての特徴」が表れており、その違いゆえに日本人は中国人を見分けているらしいと指摘した。
中国では人が多い場所では相手に意思を伝えるために大きな声を出すことが身に付いていたり、公共の場所は清掃員が掃除するのが普通であるゆえに、ゴミをポイ捨てすることに抵抗のない人が多く見受けられる。
記事は、日本で中国人の言動が「浮いてしまう」のは、日中の習慣の違いから生じるものであると主張しているが、もし日本人からの視線が気になるようであれば、「郷に入っては郷に従え」の精神で周囲に配慮することが必要だと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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