記事は、「中国の五輪代表世代が自国で試合をするなか、日本は南米に相手を求めに行った」としてブラジルとの親善試合に臨んだと紹介。
そして、特筆すべき点として、強豪中の強豪を撃破した日本のU-22代表が最強の布陣ではない点を挙げた。久保建英選手や安部裕葵選手といった東京五輪世代の超新星は今回召集されておらず、大半がJリーガーで、中には大学生の選手もいたとし、「この点から、日本サッカーは大学からも人材が選べるほどに発達していることが分かる」と評した。
その一方で、中国については「人口大国であるにもかかわらず、人材選びは非常に限られている」と指摘。有望な大学生選手をピックアップする体制はおろか、大学のサッカーリーグすら十分普及していないとした。また、ユースクラブやサッカースクールに入れるのは生活水準の高い家庭の子に限られるうえ、ユースを育成する機関の数も絶対的に少ないという問題点を挙げている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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