中国メディア・東方網は26日、中国人観光客が日本旅行時に紛失した財布が、帰国から1か月後に無事に戻ってきたと報じた。
記事は、広東省広州市に住む鐘さんが国慶節連休中に日本ツアーに参加した際、東京都内のホテルで宿泊した後に財布を無くしたことに気づいたと紹介。財布に現金は入っていなかったが、銀行のキャッシュカード数枚と運転免許証、身分証明書が入っていたとした。
ホテルの部屋を探しても見つからず、ガイドの協力のもと広州空港と羽田空港に連絡しても落とし物の情報は無かったため、半ば諦めた鐘さんは銀行にカード紛失届を出して機能を停止させ、帰国後に新たにキャッシュカードを作った。すると、日本旅行から1カ月半が経過した今月16日に、広州銀行からキャッシュカードが見つかったとの連絡が届いたという。
鐘さんの話によれば、財布は東京で宿泊したホテルのスタッフが拾得しており、広州銀行と連絡を取って持ち主を探したとのこと。そして、財布は24日に久しぶりに鐘さんの手元に戻ってきた。中身は無事だったようで、財布を受け取った鐘さんは「(探すのを手伝ってくれた)親切なガイドさんに当たったのが、とてもラッキーだった」と語った。
今回の件により、「日本では落とし物がちゃんと戻ってくる」という情報がさらに中国のネット上で広まることになりそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
日本の焼き鳥で初めて鶏のある「部位」を食べたら、飛び上がりそうなほどうまかった!=中国メディア
日本の家屋に見られる細やかな設備やデザインに、感動を覚える=中国メディア
日本の会社は、社員がトイレを掃除する? なぜわざわざそんなことを・・・=中国メディア
世界の長寿アニメ番組、日本の「国民的アニメ」はなんと50年!=中国メディア
日本は「強い首相」の下で、外交における主体性が際立つようになった=中国専門家