中国メディア・東方網は1日、女子サッカークラブのアジアナンバー1を決定する大会で日本のクラブが優勝し、アジアの主要女子サッカー大会のほとんどを日本が制覇したと報じた。

 記事は、11月30日に行われたアジア女子クラブ選手権の最終節で、日本のなでしこリーグ昨季チャンピオンである日テレ・ベレーザがオーストラリアのメルボルン・ヴィクトリーに5-0で完勝し、2勝1分けの成績でパイロット版として行われた同大会の優勝を勝ち取ったと伝えた。


 同大会には日テレ・ベレーザとメルボルン・ヴィクトリーのほか、中国の江蘇蘇寧、韓国の仁川現代製鉄が出場、4チームで優勝を争った。日テレ・ベレーザは初戦の江蘇蘇寧戦を1-1で引き分け、次戦の仁川現代戦には2-0で勝利していた。

 記事は、今大会でも日本勢が優勝したことで「日本の女子サッカーはアジアの各種女子サッカー大会のチャンピオンを総なめにした」と紹介。昨年のアジアカップで2連覇を果たし、アジア大会でも決勝で中国に1-0で勝利して金メダルを獲得、今年10月末から11月初めに行われたU-19アジア選手権でも決勝で北朝鮮を2-1で破り大会3連覇を達成、そして9月に行われたU-16アジア選手権でもやはり決勝で北朝鮮に2-1で勝利して3大会ぶりの優勝を果たしたことを伝えている。

 そして、今月9日に開幕する東アジアE-1選手権で日本が優勝すれば「アジアのトップクラスの大会をフルコンプリートすることになる」とした。今年のE-1選手権では、前回優勝の強豪・北朝鮮が不参加となり、代わりに台湾が出場することになっている。日本にとっては「フルコンプリート」に一歩近づいたと言えそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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