記事はまず、日本の美食というと日本のドラマ「孤独のグルメ」が思い出されると紹介。このドラマを見ていると、小さな日本にそんなに美食がたくさんあるのかと驚いてしまうそうだが、実際日本ではどこでもおいしいものを食べることができる。記事は、東京にはミシュランで選ばれた店が非常に多く、和食は「ユネスコ無形文化遺産」に登録されていると指摘。レストランの数も非常に多いと紹介した。
記事によると、日本には麺類、揚げ物、なべ、焼き鳥、寿司、弁当という6大料理があり、地域ごとにそれぞれ独自の進化を遂げているとしている。麺類に関しては、「ラーメンだけでも地方の味が22種類もある」と紹介。函館の塩ラーメン、「北海道の2大名物」であるバターとコーンが乗った札幌の味噌ラーメン、「地方ラーメンの王者」博多のとんこつラーメン、東京のつけ麺と醤油ラーメンなど同じラーメンでも地域によっても店によっても全く違う。記事は、「日本ほど客に合わせて食が多様化した国はないのではないか」と感心している。
また、駅弁は日本の美食の1つと紹介。それぞれの駅で地元の食材などを利用した特色ある駅弁があり、函館駅のうに、いくら、卵がちりばめられたちらし寿司の駅弁や、横川駅の「峠の釜めし」は地元・横川の名物が宝石のように並んでいると絶賛。おいしいだけでなく、陶器でできた器もお土産に持って帰れると紹介した。
中国人が、ドラマ「孤独のグルメ」を見て想像するような店や美食は、日本には全国どこにでもあると言えるだろう。中国人観光客には、ぜひドラマに出てくる主人公のようにふらっと立ち寄った店で美食を堪能し、おいしい思い出を作ってもらいたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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