記事は、新型コロナウイルスによる肺炎の蔓延により、日本の小売市場におけるマスクの取引量も急速に増加しており、「マスク大国」日本のマスク需要を支えるメーカーも生産量を大きく増やして対応していると伝えた。
そのうえで、日本では近年、工業用から家庭用までマスク産業が急速に成長しており、さまざまな機能やデザインを持ったマスクが次々と出現するようになったと紹介。また、日常的にマスクを着用することが、多くの日本人にとっての習慣になっているとし、日本人がマスクを着用する理由について列挙した。
まずは、風邪をひいた時。集団主義が重んじられる日本では、病気を他人に伝染させないようにマスクをするのが一種の責任と考えられているとした。また、東京などの大都市は世界的にも人口密度が高く、特に朝晩のラッシュ時の電車は非常に混雑するため、マスクを着用していないとウイルスや細菌が容易に拡散してしまうと伝えている。
さらに、風邪を予防する手段として、睡眠時に口が開いて乾燥することによるウイルスの侵入を避けるためにマスクを着用する人もいると紹介。このほか、素顔を隠す、美顔効果、安心感などの心理的な理由によるマスク着用のケースも多く見られるとした。そして最後には、これからの時期に本格化する花粉症の対策として大量のマスクが消費されると説明した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
日本の商店が「中国がんばれ」とマスク値下げ、中国では値段を吊り上げる業者がいるのに・・・
どうして日本ではこれだけ海鮮を食べるのに、ほとんど食中毒が出ないのか=中国メディア
同じく米飯を主食とするのに、なぜ日本人は中国人より糖尿病が少ないのか=中国メディア
日本のラーメンはどうして世界的に有名なのか、それは1度食べればわかる=中国メディア
新型肺炎が流行している今こそ学ぶべき「日本式食事作法」=中国メディア