中国メディアの新浪は3日、「なぜ日本人はマスクをする習慣があるのか」と題する記事を掲載した。これには、自分のためだけでなく、他人に迷惑をかけないためという目的もあると分析している。
記事によると、中国はマスクの生産と輸出で世界の約半分のシェアを占めているにもかかわらず、2016年の調査によると、年間の需要は8億枚、そのうち一般用の需要は2億枚に過ぎなかったという。14億人の人口からすると、いかに中国にはマスクをする習慣がないかが分かるだろう。それに対して、日本では2017年の1年間で53億枚のマスクが生産され、そのうちの78%つまり約41億枚あまりが一般向けだったという。
では、なぜ日本ではマスクをする習慣が定着しているのだろう。記事は、きっかけは2009年のインフルエンザの大流行だが、さらにさかのぼれば1918年のスペイン風邪がきっかけとも言えると分析。日本社会はその後も伝染病にさらされるたびに衛生概念が強くなってきたと称賛している。
そのため、日本人は「他人にかぜをうつしたら申し訳ない」という強い意識があると指摘。日本にはもともと「他人に迷惑をかけてはいけない」という考え方があるためだと分析している。他にも、安心感を得るためや化粧をしていないときの伊達マスク、花粉症対策、寒さ対策、小顔効果などの理由もあると紹介している。
「他人のため」にマスクをするという中国人はあまりいないと思われ、いかに日本人が公共衛生を重視しているかがうかがえる。急速な発展を遂げた中国には、日本より進んでいる面も少なからずあるが、国民の衛生観念という面では、まだまだ遅れていると言わざるを得ないだろう。自分と周りの人の健康を守るためにも、これを機に日本の良い習慣を学んでほしいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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