記事は、台湾の中央感染症指揮センターが24日に、韓国の渡航警戒レベルを3段階で最高の「三級」に高めたことを紹介。
一方で、感染状況が深刻化しつつある日本に対して台湾当局は依然として「二級」のままとしていると説明。台湾衛生福利部の陳時中部長が25日に「両国の診断数に大きな差があり、感染者の増加ペースにも開きがある。日本は毎日1ケタの増加ペースだが、韓国は3ケタだ」と述べたことを紹介した。
そのうえで記事は、診断人数から見れば韓国の方が確かに日本より多いものの、日本はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号の感染者を含めれば韓国との差が小さくなること、韓国での感染拡大は大邱市と慶尚北道清道郡に集中しており、首都ソウルを始めとする大きな観光地ではないのに対し、日本の艦船発生地域は北海道、沖縄、東京など観光地がよく訪れる場所であることを挙げ、日本の警戒レベルを韓国と同時に引き上げなかった台湾当局の姿勢に疑問を呈している。
また、昨年の日本と台湾間の相互訪問人数が600万人を超え、韓国・台湾間の250万人を大きく上回ったことにも言及。「日台間の往来がこれほど頻繁なことを考えれは、日本に対する防疫の姿勢はもっと厳しくすべきだ」と主張した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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