
記事は、スペインが4億3200万ユーロ(約520億円)で中国から医療物資を輸入すると宣言したタイミングであったため、この検査キットの精度の低さがスペインのネット上で大きな注目を集めたと紹介。
こうした騒ぎに対し、駐スペイン中国大使館はツイッターで、この検査キットはスペイン政府が中国から購入する物資とは無関係であり、この検査キットを生産したのは「中国当局から中国国内における販売許可を得ていない中国企業だった」と声明を発表したほか、スペイン政府側も「検査キットはスペイン政府が購入したものではなく、スペインの民間企業が中国メーカーから輸入したものだ」と声明を発表し、火消しに追われたことを紹介した。
一方、中国メーカー側も声明を発表し、「スペインで検査が行われた際の検体の採取方法が、検査キットで定められた方法を厳格に守っていなかったために精度が低下した」と主張しつつも、中国国内での販売許可は得ていないものの、欧州で販売するための認証は取得していたことを発表した。
記事には中国人ネットユーザーから多くのコメントが寄せられており、「検査キットを生産したメーカーは問題を上手に処理すべきだ。さもなければ中国の国家イメージは大きく毀損してしまう」と危惧する人や、「検査キットの使い方に問題があったのなら、スペイン側が用法を正しく守るべきだ」と反論する人が見られた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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