新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、各国ではさらなる感染拡大を防ぐため国境を閉鎖したり、都市封鎖が始まっている。現在、海外に住む日本人にも大きな影響を与えている。
中には、帰国便が全て欠航になるなど、帰国したくてもできない状態が続いている。そんな中、日本と台湾が連携プレーで助け合うことで、困難な状況を乗り切った様子がニュースになり話題なっている。台湾メディア中央通訊社が報道している。

 コロナウイルスの感染拡大防止のため南米ペルーで国境が閉鎖され、260人の日本人旅行者が出国できない状態になった。おりしも、台湾政府も台湾人旅行者を退避させるためにチャーター機を手配していた。台湾政府は、チャーター機の空席に日本人30人を乗せることを許可。結果、29人の日本人が無事にペルーを後にすることができた。台湾政府のフレキシブルな対応に対し称賛の声が上がっている。これに対し、日本台湾交流協会台北事務所所長は「友情溢れる台湾側のご協力につき心から感謝を申し上げます」とつづった。

 さらに、こうした協力はインドでもみられた。今度は日本側が台湾側を援助した事例だ。インドに仕事や留学で来ている台湾人たちも、インドの国境閉鎖により海外脱出ができなくなっていた。
そこへ日本政府が手配した臨時便に台湾人も乗って出国できるようアレンジしたという。

 このような連携プレーを行うことでさらに日本と台湾との交友関係を強めるものとなった。「困ったときはお互い様」。助け合いの精神は国境を越えて示されている。

 ちなみに、この記事の作成時には日本は台湾を海外渡航の感染症危険をレベル3に引き上げている。今後は経由便に便乗し合うことはますます難しくなるに違いない。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)



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