中国人女性の肌と日本人や韓国人女性の肌を比較すると滑らかさが全く異なっている。中国人からは、日本ドラマに出ている女性たちはノーメイクに近く、肌つやがいいと見えるようだ。
さらに、タレントや女優だけでなく、日本の一般女性たちの肌も美しい。一方、中国人女性の見た目は同年代の日本人女性に比べて老けて見え、肌にもつやがない。その違いは歴然だ。どうして日本人女性の肌はこんなにつやつやなのか。化粧品の違いなのだろうか。中国メディア体育嘩嘩嘩は日本人の美肌には秘訣が4つあると指摘している。

 第一に、日本人女性は辛いものをあまり食べず、薄味の食事をしている。肌の美しさは体の内側から作られているということだ。中国の少数都市を除き、辛いもの、味付けが濃く、脂っこい食べ物は中国人の大好物である。「辛くないとおいしくない」という言葉も中国ではよく耳にする。その一方で辛くて脂っこい食べ物は胃腸に刺激が強く、にきびやくすみなどの原因になってしまうようだ。

 第二に、日本人女性は若いころからスキンケアを心がけている。
小学生のうちから母親と一緒にスキンケアを始めている子どももいる。中国では、大学を卒業し働き始めるようになってからようやく化粧を始めるが、スキンケアに関する知識はまだまだ乏しい。見よう見まねで化粧をしてしまい、肌にトラブルを抱える人も多いようだ。

 第三に、日本には入浴の習慣がある。日本人は男女子どもを問わず温泉好き、お風呂好きが多い。温泉やお風呂に浸かることによって血液循環を促進し、老廃物の排出を促している。そうすることで体内に蓄積する毒素が減り、自然と肌つやが良くなるのだろう。

 最後に、食生活も挙げられる。特に、海鮮を多く含む食事が美容にもいいようだ。日本は島国で海の幸に恵まれている。幼いときから魚や海藻を食べ、ミネラルやたんぱく質をバランスよく摂取している。

 ストレスが多く、睡眠不足気味の日本人女性の生活環境は必ずしも美容にいいとは言えない。
それでも美しい肌をキープできている人が多いのは、常日頃の「美活」が関係しているのだろう。中国でも日本の化粧品への信頼は厚いが、実のところ美しい肌の秘訣は化粧品だけでない、体の内側からくるものなのかもしれない。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)


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