食料自給率が低いはずの日本が、中国よりも「食料安全指数」が高いのは一体なぜなのか?=中国メディア

 中国メディア・東方網は10日、「日本の食料安全指数が中国よりも高いのはなぜなのか」とする記事を掲載した。

 記事は、日本の国土面積が雲南省よりも小さい37万8000平方メートルで、耕地面積はわずか401万8000ヘクタールしかないと紹介。1人あたりの耕地面積も中国のたった3分の1であり、日本の食糧の安全確保は非常に厳しい状況であるとした。その一方で「腰を抜かすようなこと」として、英誌エコノミストが発表する世界食料安全保障指数では、日本の順位が中国よりもはるかに高いと伝えている。

 そのうえで、日本の食料安全指数が高いのは海外に所有する耕地面積が多いからだと説明。日本が海外に持つ耕地面積は1200万ヘクタールに上っており、1970年代から国の食料供給の安全を確保するために海外での大規模な開墾を進め、国際的な農業投資の道を進んできたとした。

 そして、日本は中国、ブラジル、アンゴラなどの国にてリース、共同経営など様々な方式により大量の土地を確保しており、ブラジルでは2013年に日本企業が2万2000ヘクタールの土地を借り受け、14年にもアンゴラ7万5000ヘクタールの耕地で食料を生産する契約を締結したといったトピックから「日本人の海外での耕地獲得に対する力の入れ具合が伺える」と伝えた。

 記事は、日本による海外の耕地開拓について「官民が心を一つにして臨んでおり、非常に顕著な効果が出ている」としたほか、これにより日本の食料安全指数が大きく向上し、国際食糧市場における影響力も高まったと紹介。隣国の韓国も日本のやり方を学び始めているとしたうえで「日本人は本当に恐ろしい民族だと言わざるを得ない」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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