中国メディア・東方網は13日、日本で関して不思議に思う事柄を紹介する記事を掲載した。

 記事がまず紹介したのは、「日本人はお線香が大好き」ということ。
その最たる例が多くの観光客で賑わう東京の浅草寺であり、焼香炉の周りに人が集まり煙に向かって手を扇ぐ様子が見られると紹介した。その理由について、煙をかぶることによって家族の健康と安全、仕事が順調に進むこと、就職先が無事見つかること、学校に合格できること、良い恋愛対象が見つかること、そして、ダイエットに成功することなど、さまざまなご利益が望めると考えられるからだと説明している。

 次に、日本人の「契約観」について言及。日本人が交わす契約の中には往々にして後日トラブルの発生を防ぐための細かい内容が含まれていないうえ、場合によっては契約条項を履行しなくても咎められないケースがあるとした。そして、このような習慣がある背景について「日本での商業活動では、明文化されない間接的な交流や関係が重んじられているため、契約書はあくまでも1枚の紙に過ぎないと考えられている」と説明し、状況が変化した場合には必ずしも契約上遵守すべき誓約やルールが厳格に履行されず、互いの信用の下で柔軟に対応することがあると伝えた。

 このほか、日本では紙媒体の書籍の値段が中国に比べると非常に高い一方で、それゆえに古本市場が非常に発達しており、全国展開をする古本のチェーン店も存在すると紹介。さらに、日本のホテルは非常に部屋が狭く、荷物を置く場所が少ないうえ、浴槽と同じ空間にあるトイレのスペースは「まるで飛行機のトイレのような狭さだ」としている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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