日本は国内総生産(GDP)では米国、中国に次いで世界第3位だが、バブル経済崩壊後は「失われた20年」などと言われるように経済成長は停滞してきた。記事は国内経済はぱっとしないものの、日本は「世界最大の対外純資産保有国」だと指摘。これは、海外に保有する「対外資産」と他国に対する「対外負債」を合算したものだが、日本の対外純資産は長らく世界一の座を維持し続けている。ちなみに、最大の対外純負債保有国は米国だった。
では、なぜ日本は海外資産で世界一になったのだろうか。
もう1つの理由は、80年代に日本はすでに米国によって経済成長の勢いを削がれたため、再び米国に挑戦できるような環境にはないことを挙げた。プラザ合意で円高にさせられた日本は、産業貿易で日本経済を成長させていくことが難しいため、海外資産を増やす傾向になっていると指摘している。
日本では国の借金の大きさが強調される傾向にあるが、実際には海外資産が非常に多く、これらを含めると日本は裕福な国だと言えるのかもしれない。
【関連記事】
「敵国」を見てやろうと訪日・・・たった1日で固定概念が覆された=中国報道
日本を訪れ、エレベーターに乗るだけで実感する「日本人の民度」に驚愕=中国報道
日本はゲーム産業で世界を率いる・・・「いつまで世界一でいられるか」=中国報道
燃料電池車の開発を進める日本と韓国、なぜ中国は電気自動車なのか=中国報道
日本のトイレには窓がないのに! なぜ嫌な臭いがしないのか=中国報道