中国メディア・東方網は24日、日本の文化の1つとして世界に知られており、外国人観光客が日本を訪れる目的の1つにもなっている温泉について、多くの人から愛される理由を紹介する記事を掲載した。

 まずは、温泉の景観の美しさが多くの人を魅了するとし、温泉の価値は温泉自体だけではなく、自然と融合した景観にもあると伝えた。
温泉の設計にあたって自然の景色を大切にして極力人工制作の痕跡を見せないように考えられているため、利用者が気持ちいい温泉に浸かると同時に、自然に身を置く感覚を味わうことができるのだとしている。

 次に、温泉地の飲食文化が魅力的であることを挙げた。温泉で火照った体に清涼感を与えるようなさっぱりとした和食が供されることが多く、その味はもとより色彩や造形も楽しむことができると伝えた。

 また、各種の効能を持つ温泉に入ることで心身をリフレッシュできるだけでなく、温泉施設の周到なサービスが利用者をより快適な時間へと誘う点にも言及。日本の温泉旅館は日本の「極致のサービス」を象徴するものであり、おいしい食事、マッサージなどの多様なサービスに加え、スタッフのにこやかな対応も旅の疲れを大いに癒してくれるとした。

 さらに、各地において温泉を中心とした民族文化の開発に力を入れており、温泉を訪れたついでに立ち寄れる市場や博物館などの施設が用意されているほか、温泉にちなんだ記念品や各種グッズも販売されていることで、訪れた人の消費意欲を刺激する点も、日本の温泉体験が持つ大きな魅力であると伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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