文化や習慣の違いから、日本と中国ではコミュニケーションの方法や人との距離感などに大きな相違が見られる。中国メディアの網易は6日、日本人と中国人では「恋愛観」もまったく異なっていると伝える記事を掲載した。


 記事は、中国でも日本のドラマを見ることができるため、日本の恋愛ドラマにハマり、日本人の恋愛事情に関心を持つ中国人は少なくないと紹介。

 そして、日本と中国の恋愛観の違いについて説明し、日中の大きな相違点の1つとして、まず日本人は「恋愛期間でも互いに相手のプライベートを尊重する」と指摘し、デートの回数を比べても日本人カップルの方が圧倒的に少ないように見受けられると紹介。それは「交際が始まったからと言って互いの生活が大きく変化することがないためで、デートは1、2週間に1回というカップルは日本では珍しくはないのだ」と驚きを示した。

 また、デートの際は「共通の趣味で時間を過ごす」とし、「相手が興味のないことを強制することはせず、2人が楽しめることに時間を充てる」のは、中国人からすると日本人独特の恋愛だと伝えた。他にも、「日本人は交際が始まると2人の世界を重視するようになる」とし、お互いの友人を交えて距離を縮めるという行動はあまり見られないと紹介、これも中国人の恋愛とは大きく異なっていると論じた。

 こうして比較すると、日本人は恋人との関係を深めるに当たって「時間をかけながら、共通の経験を積み重ねることで相手との距離を縮め、恋人同士であっても相手のプライベートを尊重する」傾向にあることを紹介し、中国人の感覚とは異なる部分があると紹介した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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