記事はまず、新幹線と中国高速鉄道の「駅」における大きな違いについて「待合室」の有無を挙げた。中国の駅には待合室というより巨大な待合ホールがあり、列車を待つ人たちのために大量のイスが準備されているが、日本には待合室がなく、まるでバスのように自由に乗車できるのが魅力だと伝えた。
また、新幹線の清潔さについて「世界一きれい」と絶賛。わずかな時間ですべての車両を完璧に掃除する清掃スタッフのレベルの高さに感服している。さらに記事が称賛したのは「新幹線の内装」だ。乗り心地が非常に良く、ライトと椅子、じゅうたんの配色センスが素晴らしく、プロがコーディネートしたのだろうと感心。西陣織のシートに木製の椅子、金箔の壁と非常にゴージャスだとすっかり気に入った様子だが、これは九州新幹線800系のことのようで、九州の素材・工芸品を使用し、車両ごとに違う内装で乗客を楽しませている。
そのうえ、サービスも素晴らしいと称賛。乗務員も車内販売の女性も、誰もが微笑みをたたえ、小さくて心地よい声で話すと紹介した。車両を出る際には乗客が1人しかいなくても向き直って律儀に一礼することにも驚いた様子だ。
車両は新しくてきれいなのに、席にはごみが残され、乗務員が横柄で威張っている中国高速鉄道に慣れている人なら、新幹線はまるで「プライベートジェット」のように快適な気持ちになるのは想像に難くない。総営業距離や速度で世界一になったと誇っている中国高速鉄道も、新幹線から学べることは多くあるようだ。
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