記事は、中国では勤務時間の半分くらいを私用で使うことがあっても不思議ではないとし、仕事中にプライベートのSNSをいじったり、友人にメッセージを送ったり、私用で電話をかけたりすることが日常的に行われると紹介。
また、他人に迷惑をかけない、ルールを守る、勤勉でまじめという特徴があったからこそ日本人は戦後に急速に国力を回復し、世界の大国にまでのし上がったと評しつつ、さまざまなルールに縛られながら生きていく必要があることで、世界的な繁華街である東京も外国人から見れば「非常に硬直した都市」という印象を禁じ得ないとし、ひたすらルールを守ることに慣れてしまった人びとは長きにわたり無味乾燥な生活を送り、自らの感情を表出せずに内側に押し込めることにも慣れてしまっているのだと伝えている。
さらに、礼儀を非常に重んじる精神についても「人と人との交流を制限し、距離感を生じさせる」とし、人間は本来群れを作って生きる習性をもつにもかかわらず、必要以上の礼儀に縛りによって社交関係は奇形化してしまっていると主張。日本で自殺者や過労死が後を絶たないのも、厳しすぎるルールや礼儀がその一因になっていると論じた。
記事は、東京について「魂のない都市、温度が失われた都市」と形容する人さえいると紹介。中国を代表する都市である上海も今や仕事や生活でさまざまなストレスが存在するものの、「少なくとも、心の温かさは残っているのである」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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