その1つは「まわりくどいこと」だ。日本人は好感を持つ相手に対し、直接的に表現することはあまりないと紹介。そのため、中国人からすると「曖昧」な態度に感じるという。2つ目は「メールやメッセージの返信が遅いこと」で、中国のカップルは朝から晩までメッセージのやり取りをするが、日本人は仕事や勉強、さらには個人の時間も重視するので、すぐに返信が来ないことが多いと分析した。
3つ目は「直接優しさを示さないこと」。中国では彼氏が彼女のバッグを持ってあげるなど、「お姫様」のように扱うが、日本人男性は人前でそのようなことをするのは恥ずかしいと思うと指摘した。4つ目は「交際を大っぴらにはしないこと」で、中国では交際が始まるとすぐにSNSで写真などをアップして公にするが、日本のカップルはあまりそういうことをしないので、SNSからは交際相手がいるかどうかはっきりしないことが多いという。
5つ目は「割り勘」の習慣だ。中国では彼氏がデート代のすべてを支払うのが普通だが、日本では若い世代では割り勘が主流だと紹介した。最後は「あまりデートをしないこと」で、中国人カップルと比べると会う頻度は少ないという。
こうしてみると、同じ東アジアでも日本と中国とでは随分と恋愛観が異なっているようである。とはいえ、どのカップルも全く同じ状況であるとはいえず、それぞれに異なっており、結局のところ恋愛観に正しい答えというのは存在しないのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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