記事がまず紹介したのは、日本の精密加工会社が製作した全長0.5ミリの戦艦大和の模型だ。実物の52万分の1で、ナノレベルの解析度の3Dプリンターで部品を作り、細部まで忠実に表現されていて、主砲の長さはわずか3マイクロメートル(0.003ミリ)だという。電子顕微鏡を使って人手で組み立てており、「こんなにも小さな模型は、極めて高い部品加工技術と匠の精神がなければ作れない」と高く評価した。
さらに、別の小さな精密加工会社が製作した「世界一小さなハンドスピナー」を記事は紹介。ギネス認定されたこのハンドスピナーは大きさが5.09ミリで、ボールベアリングの外径がわずか1.5ミリだが、ただの飾りではなくちゃんと動くと驚きをもって伝えている。
ほかにも、体長0.6ミリのハダニにアルファベット4文字を刻むことに成功した研究機構を紹介。刻んだ最小のNの字が2マイクロメートル(0.002ミリ)で大腸菌より小さいという。さらに世界一小さな手術針を作った企業もあり、その針の直径は0.03ミリ、長さが0.8ミリで、ついている糸の直径に至っては0.012ミリだと伝えた。特殊な金属でできており、その加工は極めて難しいと指摘している。
それで記事は、「日本の超精密加工技術には感嘆せざるを得ない。目立たない分野で数十年にわたる技術革新を堅持したことで、世界をリードする技術を持ち製品を作ることができたのだ」と称賛して記事を結んだ。
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