この女性によると、理由は主に3つあるそうだ。1つは、「当日のうちに帰宅できる」ことだ。遠距離の国際線は徹夜も多く、何日も家を空けなければならないが、当日のうちに帰宅できる日本便は、特に家庭を持つ客室乗務員に人気だそうだ。2つ目は「給与が高めであること」。国内線と比べると国際線は割が良いが、日本便は無駄な時間が少ないので最も効率が良いという。
しかし、それより大きな理由は、「仕事が楽」なことだという。日本人は非常に礼儀正しく、要求が少ないと紹介。ごみをきれいに出してくれて、トイレもきれいに使ってくれるので、「気持ちも楽だし、実際やることが少ない」と伝えた。機内のトイレは2、3人が利用する度に掃除するのが普通だが、「日本人はきれいに使ってくれるため、5-8人に一度でも問題ないほど」だそうだ。地上スタッフによる機内掃除も「世界一きれい」で、初めて日本便に乗った時は感動してしまったと振り返っている。
割が良くて心身ともに負担の少ない日本便が、中国の客室乗務員に愛されるのは当然かもしれない。
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