中国台頭を助けた国の筆頭といえば、やはり「旧ソ連」だという。世界で最初に中華人民共和国を承認した国の1つで、1950年には中ソ友好同盟相互援助条約を結んだと紹介。設備や機器、各種材料などの様々な形で多くの援助を受けたという。朝鮮戦争後、中ソ関係はより親密となり、さらに多くの支援を受けたと伝えた。
次いで「ウクライナ」も大きな助けになったと紹介。
また動画では3番目に日本を紹介している。日中国交正常化後、中国が戦争賠償の請求を放棄したことに日本はいたく感動したと説明。そのため最大限の援助を中国に提供し、北京の地下鉄や上海の浦東国際空港、日中友好病院など、政府開発援助を通じて多くの施設建設を助けたと伝えた。
最後は「米国」だ。現在、米国は中国を脅威と見なして敵対的な政策を取っているが、客観的に見ると米国の助けは大きかったと分析。新中国成立時に米国などが中国を引き入れようとしたことで、ソ連が中ソ友好同盟相互援助条約を結ぶことにつながったため、間接的な援助になったとしている。こうしてみると、多くの国の援助を受けて現在の中国があると言えるのは間違いないだろう。
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