記事は、学校での食事で多くの人が真っ先に思い浮かぶのが日本の学校給食であるとし、日本の子どもたちの健康レベルが世界トップクラスである背景には、学校給食による栄養バランスの取れた食事があると伝えた。
また、日本の学校には栄養士が配置されていて毎日の献立が考えられているとしたほか、給食の調理室は非常に清潔で、食材の入手先などもすべて記録されていることから、栄養面だけでなく安全面も十分に保障されているのだと伝えた。
一方で中国の学校では主に食堂で昼食を取り、おかずの種類も決して少なくはないものの、自分で好きなおかずを選んで取るスタイルであるため、特に偏食の子は栄養バランスを確保することが難しいと指摘。また、日本のように栄養士がメニューを考えることもないとしている。
さらに、中国の学校食堂は業者の経営によるものがほとんどであり、責任感のない店主が経営する食堂にあたってしまった場合は品質や安全の面でも安心ができないリスクが発生すると紹介。中国の子どもたちの昼食事情が日本のレベルに追いつくには、まだまだ努力が必要だとの見方を示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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