記事は、日本を旅行する観光客の多くが何度も日本のラーメンに舌鼓を打つと紹介。
そして、日本のラーメンの起源は中国にあるする一方、どの時代にどうやって伝わったかについては諸説あると説明。その一例として、19世紀に中国人が日本に移住して伝えた、20世紀初めに中国人が東京で中国伝統のラーメン店を開店し、そこから発展していった、といった説を挙げた。また、一部の日本人学者からは「ラーメンは日本人が発明した」との主張も出ていると紹介した。
その上で、実際に日本でラーメンが大衆食として普及するようになったのは第2次世界大戦後のことであり、その歴史が意外と浅いことを紹介。日中戦争中、中国の面料理が日本人によって好んで食べられ、敗戦によって本土に引き上げた日本人の多くがその味を忘れられずに麺料理店を開き、やがて急速に人気を集めていったのだと伝えている。
記事は、日本のラーメンは地域の文化や食材、習慣の影響を強く受けており、各地域によって味や作り方が異なるとしたほか、日本全国に3万店以上あるというラーメン店のそれぞれでも作り方が違うのだと伝えた。また、日々新たなラーメンが開発されており、もはやどのラーメンが「元祖」なのかを識別することは難しいとした。
今回の年末年始は全国的に厳しい寒さの中で迎えることになった。新型コロナ流行の折、飲み会の「シメ」のラーメンはお預け状態を余儀なくされているが、骨身に染みる寒さで迎える一年の「シメ」に、熱々のラーメンを食べてはどうだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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