では日本の公共交通機関ではどのような「特別な扱い」を受けられるのだろうか。記事はいくつか例を挙げているが、たとえば新幹線などに乗るときには待合室で待たされることなく、そのまま乗れると紹介。中国の夜行列車や高速鉄道では、手荷物を検査してから待合室で待ち、時間になってから列に並んで改札口を通らなければならないため、直接改札を通ってホームまで行き乗車できるのはVIPのような気持ちになるのだろう。移動中に熟睡できる治安の良さも素晴らしいと伝えている。
また、日本の電車に乗ると、乗客に対する「優しい配慮」が多いことに気が付くと紹介。優先席は常に開けてあり、車いす利用者には、駅員がスロープを持ってきてサポートしてくれると感心している。異なる身長の人に合わせて手すりの高さも様々で、弱冷房車があるなど、「利用者1人1人のニーズに応えようとしている」と称賛した。
新幹線については、「世界一きれいで乗り心地も良い」と紹介。停車中のほんの数分で行なわれる車内清掃についても、早くてきれいな清掃のレベルを称賛した。車内の内装はすべて「乗客が心地よいか」を基準に決められており、「乗客の乗り心地と安全性」を守るために、運行スピードも抑えていると感心している。
日本の公共交通機関は、「乗客にとって何が良いか」を基準にサービスを提供していると言えるだろう。
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