投稿者の女性は、昼間と夜の2回バスに乗り、その感想を伝えている。昼間は雨が降っていて、傘を閉じるのに手間取ってしまったが「運転手は急かすことなく、席に座るまで待ってからようやく走り出した」と紹介。乗客が乗ると同時に走り出し、乗客が席に着こうがつくまいがお構いなしの中国の運転手との違いを強調した。日本のバスは「乗客の安全を優先させる」のに対し、中国は運転手の都合を優先させているのだろう。
日本のバスが「乗客を優先している」のは、あらゆるところで感じることができたという。動画はさらに、「日本のバスは、夜になると車内灯を付けてくれる」と乗客への優しさを伝えている。確かに中国のバスは走行中、車内の明かりを消している。
女性はほかにも、日本のバスはどの席に座っていても手が届く位置に降車ボタンがあること、危険な場所はすべて黄色に塗られ注意が促されていること、車内の清潔さなど、いかに「乗客優先」であるかを紹介している。
この動画に対する反響は大きく、「実に文明的なバスだ」と称賛する人や、「椅子がふかふかなのが羨ましい。中国のバスの椅子はプラスチックだ」とうらやむ人もいた。プラスチックの椅子は冬になると寒いようで、「中国東北地方では各自で座布団を持ち込むのが普通」、「椅子が冷たい、運転手も冷たい、車内も寒い、こっちのバスはすべてが冷たい」と嘆く人もいた。
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