記事は、昨今中国で日本料理が非常に流行しているとし、日本の首都である東京がこれまでに豊かな飲食文化を育んできたと紹介。
そして、古くは江戸時代よりかつての江戸、現在の東京には全国各地から人が集まり、そして地方の食材や飲食文化も持ち込まれ、融合していく中で、独特の「江戸料理」が次々と生まれていったと説明。なかでも、寿司、天ぷら、うな重、そばは江戸の「四大風味」として広く親しまれたとしている。
その上で、日本の食文化の発展に大きく貢献してきた東京の中央卸売市場は「日本の台所」と称され、その水産市場は世界的にも有名であると紹介。古くは日本橋にあった魚市場が関東大震災の被害もあって1935年に築地へ移転、さらに80年余りの歴史を経て2018年10月に現在の豊洲市場に再移転したと伝えた。
また、市場自体が移転した築地では今もなお付近の鮮魚店、野菜市場、乾物店、パンやなど様々な食料品店が軒を連ねており、日本の食文化を代表する食材や調理用具を購入したり、おいしい料理を食べたりすることができると紹介。さらに、豊洲市場には見学者専用通路があり、マグロの競りなどを見学することができるなど、観光客や見学者向けの設備が充実し、新鮮な魚を中心とした飲食店も多数入居していることから、この場所で日本の食文化の素晴らしい部分を学ぶことができるのだとしている。
今は訪れることのできない築地や豊洲市場。中国には、いつかコロナが収束して現地に足を運び、日本の食文化に触れるとともにおいしい料理に舌鼓を打てる日がやってくると信じている人たちが多く存在するようである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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