バブル崩壊後の日本は、経済成長がほぼ止まってしまったと言われてきたが、それでも世界第3位の経済大国であり、ドイツやフランスなど欧州の先進国は今なお日本に追いつくことすらできていない。

 日本はバブル崩壊前までにそれだけ発展していたとも言える。
振り返ってみると、日本は戦後に速やかに復興を果たし、ほんの20年ほど米国に次ぐ経済大国となった過去を持つ国だ。中国メディアの快資訊は22日、日本は敗戦国なのに、どうしてこんなにも短期間で復興できたのかと題する記事を掲載した。

 記事は日本が速やかな復興から急激な発展を実現できたのには、主に2つの理由があると分析。その1つは「米国による支援」が大きく関係していると伝えた。米国は日本に対して「ほぼすべての分野」で支援し、日本は米国の盟友になることで他国からの干渉から守られ、急速な発展ができたとしている。

 2つ目は「教育」で、これが最も重要な理由だと分析。日本には戦前から教育の良い土台があり、戦後も教育を重視することで、国を導く人材を育成できたと称賛した。どの世代も科学者や各業界の専門家が粒ぞろいで、優秀な人材が次々出てくるので「まるで新鮮な血液で豊富な栄養を補充し続けるようなもの」と感服している。

 またこの人材のおかげで、戦後も日本に残された工業の基礎を活かすことができたと指摘。「教育は日本に無限の利益をもたらした」と教育重視の姿勢を高く評価している。戦後に奇跡的な速さで達成した日本の経済復興は、今に至るまで中国人の興味を引いているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


【関連記事】
日本はアレをまだ使っていたのか! 中国「我々はずいぶん昔に廃止したのに・・・」
中国高速鉄道で駅弁を買った日本人が「唖然」とした理由=中国
40年前の写真を見て驚き「日本がこんなに進んでいたとは」=中国
恐ろしい! 「達成不可能と思われた目標」に着実に邁進する日本
中国の学校で「危険で面倒」として教えていないこと、日本ではちゃんと教えていた=中国
編集部おすすめ