記事は、多くの中国のデザイナーが顧客から「日本のようなデザインを」と求められるも、経験不足から思うような作品ができず、顧客が不満を抱いたという経験をしていると紹介。
まず、日本の現代デザインが発展を始めたのは第2次世界大戦後の1950年代になってからで、そこからのおよそ30年間で急速に発展し、80年代には世界のデザイン大国の一角を担うまでになったと解説。発展の初期段階において、日本は欧米のデザインから全面的に学んだ一方で、欧米のものをそのまま吸収したわけではなく「自らの原則や好みに基づいて調整していったのだ」と伝えた。
そして、日本のデザインは「民族的、伝統的な、素朴で温かみのある部分」と「現代的で、発展的、かつ国際的な部分」という2つの軸が融合した、オリジナリティあふれるものになっていったと説明。国際市場で高い評価を受けるに至った日本のデザインは多くの地域にも影響を与え、特に韓国、台湾、香港、シンガポールなどのアジア近隣地域では日本の影響を受けた「極東平面デザイン」のスタイルが形成されていったとしている。
記事は、日本の工業デザインの発展史を見るだけでも日本のデザインのレベルが高い理由をうかがい知ることができると評する一方で、これまで発展の「空白期間」が続いてきた中国のデザイン業界についても、5000年の文化を持つ国として、今後人びとのデザインに対する意識の高まりとともに安定的な発展期を迎えることだろうと結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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