これが日系車の評価だ！　技術と実力で勝ち取ったもの＝中国 (2021年2月22日)

日系車に対する世界の評価は非常に高いが、こうした評価には「確かな根拠」があるのだろうか。中国メディアの快資訊は１５日、日系車は信頼性・安全性・残価率のすべての点において「非常に優れている」と論じる記事を掲載した。 記事は、自動車の信頼性については米国のコンシューマーレポートを、安全性については中保研汽車技術研究院（ＣＩＲＩ）による衝突試験結果を、また、残価率は中国汽車金融・保値率研究委員会による国際品牌汽車保値率報告を基に考察している。 まず、自動車の不具合の少なさなどを示す「信頼性」について、米コンシューマーレポートによれば最も信頼できる自動車ブランドの１位、２位、３位はすべて日本メーカーが独占したと紹介し、また車名別での信頼性ランキングではトップ１０のほとんどを日本車が独占しており、まるで日本車がその他の自動車を「排除」したかのようだと表現している。 次に、安全性については、ＣＩＲＩによる衝突試験結果を紹介し、安全性の高さの点で１位から４位はすべてトヨタ車が独占したと紹介し、この結果はこれまで日系車の安全性に疑いを感じていた中国人に大きな衝撃を与えたと説明した。 最後に、２０１９国際品牌汽車保値率報告によれば小型・中型・中大型のＳＵＶ車種、また各種セダン・クーペのカテゴリーで、残価率の高さでナンバーワンだったのは「すべて日系車である」と指摘。信頼性・安全性・残価率のいずれにもおいても日本車は極めて高い評価を得ていることがわかるが、記事は「日本メーカーが調査機関に賄賂を渡して獲得した評価ではなく、これらの結果は技術と実力によって勝ち取ったものだ」と強調した。（編集担当：村山健二）（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）【関連記事】日本という「恐ろしい隣人」は世界の大国であり、強国だ「東洋のハリウッド」と呼ばれる中国の都市は「日本人が設計した都市だった」日本にたくさん存在する「世界一」に背筋が凍る理由日本と中国のＧＤＰ、現在はどこまで差が拡大したのか焼餃子にご飯という「日本式の中華」を食べた中国人はどんな反応を示した？