記事はまず、国名に「大」の漢字が入っている国はいくつかあるが、分不相応な場合があると紹介。イタリアは中国語で「意大利」というがやはり小さな国であり、中国に対して不遜なオーストラリアの「澳大利亜」に「大」が付くのも気に入らないという。もっとも、どれも中国語名で「大」の字が入っているだけで、英語名には大を意味する言葉はないので単なる言いがかりだ。
では、日本と韓国の何が不愉快だというのだろう。記事は、日本は戦時中「大日本帝国」を名乗っていたと指摘。憲法上および外交文書で使われていた名称だが、中国からは「小日本」と呼ばれていた国が自ら「大」を付けて名乗っていたのは「大いに違和感がある」と批判した。戦時中、日本がいかに増長していたかが分かると批判的に伝えている。
韓国については、正式名称が「大韓民国」だと指摘。朝鮮半島の先に位置する韓国は面積が中国の96分の1、人口は約30分の1と、中国なら1つの省程度の規模なのに、よくも「大」を自称できるものだとあきれた様子で伝えた。
「大」の字を外した日本は、尊大さを捨てたということになるのかもしれないが、他国の国名に「大」の字が入るか入らないか、というだけのことに大騒ぎする人が、一番「自信がなくて小さい」のかもしれない。
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