燃料転換工事は8月13日からの1か月間で、これまで使用していた石炭用バーナーを撤去し、新たに都市ガス用のバーナーを設置した。
近年、気候変動による異常気象が相次いで発生し、地球温暖化防止への早急な対応が必要となっている。昭和産業グループは政府が発表した「2030年までのCO2排出量を13年度比46%削減する」新たな目標に向けて検討を進めており、主力工場の鹿島工場でのコージェネレーション設備の燃料転換はその一環。同社では「今後もカーボンニュートラル社会の実現に向けて、環境負荷低減を推進し、持続可能な社会への貢献に取り組んでいく」とした。