
牛乳のおいしさを引き出す「CAFE@HOMEカフェオレに合うブレンド」と豆乳のおいしさを引き出す「CAFE@HOME豆乳カフェオレに合うブレンド」の2品で、真空パック(VP)した1杯分(10g)を税込238円で販売。
ミルクに着目した理由は、コーヒービギナーの獲得にある。18日に発表した木次日向子DTC事業本部企画チーム係長は「コーヒービギナーは、ブラックではなくミルクなどと混ぜたほうがトライアルしやすい。『カフェオレに合うブレンド』は以前に期間限定で発売したところ、多くのお客様からご要望をいただいた。このことも『Milk with Coffee』発売の後押しになった」と説明する。
木次日向子係長(UCC上島珈琲) 植物性ミルクのトレンドを受けて「Milk with Coffee」シリーズでは新たに豆乳にも挑む。2品の違いについて、味覚センサーを応用したUCCフードマッチングシステムを使って開発に当たった半澤拓R&D本部製品開発部嗜好品設計チーム係長は「牛乳は油脂分が比較的強く、豆乳は植物由来のため少し渋味がアクセントとして効いてくるので、これらと同じような味の傾向のコーヒーを合わせている。豆乳は穀物系の香りも少しあり、味覚センサーでは分析しきれない部分だが、風味を近づけるようにブレンド設計した」と語る。
「CAFE@HOME」では「毎日の暮らしに新しい喜びをお届けする」をコンセプトに、コーヒーのある豊かなライフスタイルを提案。

1杯分の単品販売のほか、ペーパーフィルター付きのギフトセットも取りそろえている。
9月にはドラえもんのキャラクターとコラボした「CAFE@HOME DORAEMON どら焼きに合うコーヒー」「CAFE@HOME DORAMI メロンパンに合うコーヒー」を発売し好調に推移。今後は「新商品を定期的に発売しながら、コロナが収束して、人に会うシーンや集まるシーンが増えてきたときにギフトを提案する」(木次係長)。
