同社では初の取り組み。
北区役所は、同運動推進に向けて新デザインのステッカー、缶バッジなどを作成し、無料で配布している。「こども110番」マークが普及することで「犯罪の未然防止、抑止の向上」を図りたい考え。
同社では、区内の自販機に商品などを補充する配送車14台に新ステッカーを貼り、ユニフォームなどにバッジを付けて、日常の業務を行いながら見守る。
その他、同社は今後、防犯啓蒙自販機を各種導入する計画で、人感センサーを活用した「音の出る自販機」は、自販機の前を人が通ると防犯啓蒙を音(言葉)で訴求する。
寺本譲北区長は「今後は万博で多くの人が大阪を訪れる。子どもの見守りは、民間に力をお借りすることがますます必要になってくる」。同社執行役員の田中正俊近畿営業本部長は「業務の傍らにはなるが、従業員が見守りのバッジを付けて活動することを非常にうれしく思っている。未来を背負う子どもたちの防犯に努めていきたい」とそれぞれあいさつした。