
最多の酒蔵数でバラエティ豊かな新潟県産酒を試飲できるとあって全国屈指の人気を誇るイベントとなっている。
テーマは「語れば、深まる。」。オープニングでは新潟県酒造組合の大平俊治会長(緑川酒造)、花角英世新潟県知事のあいさつに続き、中原八一新潟市長が来場者と一斉に乾杯の音頭をとった。80蔵は上越・佐渡、中越、下越のエリアごとに分かれてブースを展開。おなじみの定番商品に加え、「にいがた酒の陣」限定のお酒も積極的に披露し、人気の銘柄には途切れることのない長蛇の列ができた。
大平俊治会長㊧と宮尾佳明実行委員長本紙らの取材に大平会長と宮尾佳明実行委員長(宮尾酒造)が応じ、「従来の形式に比べて来場者数は少なくなったが、本来の目的である飲み手と酒蔵が直接コミュニケーションをとっていただく姿が多くみられるようになった」などとコメント。
昨年に続き居酒屋など飲食店でクーポン(おすすめの新潟清酒1杯提供)が使えるキャンペーン企画を紹介し、「イベントの後にも新潟清酒を楽しんで欲しい」と期待を寄せた。参加は県内150店(24年100店)、期間は3月1~31日。同企画はWEBから誰でもデジタルクーポンを入手可能。
開催前日(7日)には同じく朱鷺メッセ内で流通関係者向けの試飲商談会を実施した。