サントリーウエルネスは12月4日、東京都港区のサントリーホールで「人生100年時代の物語大賞」を開催する。11月20日まで、“全国1万人の一般投票”を実施中だ。
5つの物語を3つに絞り、その後、得票数順にゴールド、シルバー、ブロンズとする。

同イベントは、高齢者施設に入居する高齢者や認知症の人たちが地元のJリーグクラブを応援することで、「支えられる」から「支える」存在になることを目指す「Be supporters!」(Beサポ!)活動の一環として行うもの。

 会場では、全国のBeサポ!参加施設の職員から応募があった心を揺さぶる物語を発表・表彰。審査委員を務めた作家の岸田奈美さんや東京都健康長寿医療センター研究所副所長の藤原佳典さん、タレントの安藤なつさん(メイプル超合金)らによるトークセッションも行う。「人生100年時代の物語大賞」は3回目の開催となるが、高齢化が進む日本で、サッカーの応援を通じた人生100年時代の希望の物語を発信している。過去には「認知症を患いながら遠い他クラブに移籍した“推し”の選手に会う夢を施設職員とともにかなえた80代女性」などの物語が生まれた。

 5つの物語のタイトル、応募施設、応援しているクラブは次の通り。「あきらめない91歳、転んでも立ち上がるヨシコさんの物語」(はるかぜの丘/レノファ山口)「Beサポ!ってどうやるの?~夢中になることの大切さ~」(グループホームオリンピア灘/ヴィッセル神戸)「4年ぶりに外の世界へ~植竹さんが教えてくれたこと~」(ReHOPE東戸塚/横浜FC)「Sweet Season」(あぷり/セレッソ大阪)「応援の魔法がもたらした、介護現場での驚きの変化」(介護老人福祉施設鷲ヶ峯/川崎フロンターレ)。物語の詳細と投票はBeサポ!公式サイトから。
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